小林 祐一郎

雑記

青崎有吾という天才作家を見つけた

ここ数年間、ジュブナイル小説の好みに合う作品が、なかなかないな…と思っていた。 昨今の10代前後の読者を想定した小説はもっぱらライトノベルのカテゴリに入るのだと思うが、ラノベは味が濃すぎて食べられない。かといってベテラン作家が10代の少年少...
雑記

アニメ「オッドタクシー」の面白さを俺は見抜けなかったんだ…

登場人物はすべて動物で、広く女性受けを狙ったキャラクターデザインか? と雑な印象を持った。オープニングに流れる音楽はムーディで気怠げで、こういうのが“チルい”ってやつだろうか。オシャレで、一般的なテレビアニメとはだいぶ方向性が違う感じだ。 ...
ツール

Googleドキュメント用の簡易校正ツール(Webライターや編集者向け)をバージョンアップしました

Googleドキュメント上で、表記統一や記述ミスの修正、要注意箇所のチェックなどを行える編集・執筆ツールのバージョン2「Heartlogic Proofreader for GDocs」を公開しました。 バージョンアップ内容、およびスクリプ...
ツール

Googleドキュメント簡易校正ツールV2「Heartlogic Proofreader for GDocs」。GASによる文書の一括置換や表記統一チェック

GAS(Google Apps Script)を使って、Googleドキュメント上の文章の表記統一(一括置換)および表記チェック(要チェック箇所の文字色を変えて表示)ができるスクリプトです。以前に公開していたバージョンの改良版です。正規表現...
雑記

「ペンは剣よりも強し」の意味って実際どうなの? (なお、結論はない

戦争が始まってしまった。大国が宣戦布告まで行い、世界全体を今後も大きく巻き込むだろう戦争が始まってしまった、という意味で。 コロナワクチン3回目の副反応でがっつり寝込んでいた日(2022年2月24日)、世間はえらいことになっていた。 Twi...
執筆

文章の表記統一。漢字を増やして硬質に、かなをふやして軟らかく

ライティングにおいて、表記の統一は基本中の基本とされる。 そこで、共同通信の「記者ハンドブック」などを表記の基準にしよう、というのがよく言われる話だが、ここでは、開く(カナ表記にする)/閉じる(漢字表記にする)の基準の作り方について考察して...
雑記

聴き放題になったAudibleで、朗読版の「雪国」(川端康成)へ行ってみないか?

昨年の終わりごろに、朗読っていいものだなとあらためて感じた経験があり、Amazonのオーディオブック「Audible(オーディブル)」に入会していた。そのAudibleが、1月27日にシステムを変更して聴き放題となった。 これは正直なところ...
雑記

存在しない記憶への懐かしさで泣ける写真集「誰か晩夏を知らないか」(記録舎)

廃墟趣味というのがあるけれど、あれはちょっと違う。朽ちてしまったものが見たいのではなく、時の流れの中で積み重なった人々の営みの痕跡、「自分は体験しなかったが確かにここにあったもの」を思い起こさせるものが見たいんだよ。 とか何とか、ひとに理解...
執筆

「何のために書くのか?」への答えをどう用意するか?

「書く」ことへの熱量が高い本を読んだ(「ライティングの哲学」。著者4氏の貴重な“苦悩や煩悶”がたっぷり綴られた怪書)影響もあってか、ちょっと「人は何のために文章を書くのか?」のような、青臭いことを考えていた。 ネットの普及により、人は書いた...
ツール

Googleドキュメント用の簡易校正ツールを作ったよ(編集者・ライター向け)

【新バージョンを公開しました 2022.2.27】 Googleドキュメント用の簡易校正ツール(Webライターや編集者向け)をバージョンアップしました - Heartlogic-2 Googleドキュメントを使った編集・執筆支援のツールをG...